北の道ナビHOME > 北の道安心ガイド > 冬道運転ガイド > 視程障害や路面凍結の運転に役立つ基礎知識

冬道運転ガイド
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降雪・視界・路面の基礎知識

寒地土木研究所の研究成果から冬期道路に特有の現象について解説します。冬道の運転にお役立て下さい。

視程障害とは? こんなときに視程障害は起きやすい
こんなところで視程障害は発生しやすい 視程障害のときはこんな運転になりやすい
吹雪のときは大型車と小型車とで視界が違う 吹雪の時はこんな交通の流れになりやすい
こんな時は路面の凍結に注意 こんなところでは路面の凍結に注意

 非常に滑りやすい圧雪は、圧雪の上に氷膜が形成されドライバーから見て白く見え、表面のみ凍ってつるつるの光沢ができ、滑りやすい状態です。
 降雪が1cm以上あり、雪が降った後早い時期(おおよそ24時間以内)に形成され、に形成され、表面の氷膜は、タイヤのスリップによる摩擦熱など、気温以外の影響でつくられます。

 

 アイスバーンは、降雪が1cm未満で、前日の最高気温が0℃未満の場合出来やすいです。ドライバーから見て透明または黒く見え、氷の厚さは1mm以上で、圧雪や、非常に滑りやすい圧雪から変化する傾向が強いです。
 日射、車両による熱で融けた雪が再凍結して形成されます。

 ブラックアイスは、1mm未満の厚さの氷膜が、舗装表面上にある状態で、ドライバーから見て透明または黒く見えます。
  ブラックアイスの出現は、路面に残る水分が少なく、かつ、路面温度が氷点下である必要があります。
  アイスや圧雪路面が、蒸発や融解、タイヤで削られて、水分が少なくなり、ブラックアイスに変化する場合があります。

【参考資料】松沢勝,加治屋安彦_凍結路面の発生と気象条件との関係について_1995.6_開発土木研究所月報第505号、6 考察より

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